スバルの軽自動車用エンジン

スバルの軽自動車用エンジンは1989年に2気筒のEK23型から4気筒のEN05型エンジンに変更されました。ボア56.0mm,ストローク55.6mm,排気量547ccでした。1990年には軽自動車の規格変更によりボアは同じく55.6mmのまま,ストロークを66.8mmに延ばし,排気量を658ccとしたEN07型エンジンが登場しました。どちらもボアピッチは62.5mmでした。最終的にスバルは軽自動車の自社生産をやめるまでこの4気筒を使い続けました。
また,2気筒のEK23型エンジンのボアピッチは同社の小型車用3気筒エンジン(EF10,EF12)と同じ86mmでした。550cc2気筒ののEK23から1気筒増やした形の1,000cc3気筒EF10はジャスティ等に使われました。4気筒のEN05,EN07が登場するも排気量拡大は660ccで終わり,EF10を更新するまでには至りませんでした。